製品や手段に関連する様々な技術的解決手段について、一部の例外を除き、ロシアでは発明品として保護されます。特許出願については、早期審査制度はないものの、出願から権利付与までおおむね1年半~2年で完了。実用新案出願については実体審査が加わったものの、出願からおおむね6ヶ月で権利が付与されます。
同一発明品について同じ日に2つ以上の出願がなされた場合、協議で決めた一方の出願人のみが特許を取得できる形となります。
ロシアに特許出願をする方法には、「パリルート」「PCTルート」「ユーラシア条約に基づくルート」「単一出願(直接出願)」の4種類があります。
日本(第一国)で特許出願をした1年以内に、ロシアに対しても特許出願を行います。ロシアに出願された特許は、ロシア国内にて審査が行われますが、この際、出願した企業は優先権を主張することが可能です。
なおロシアで優先権を主張する場合には、優先権証明書を「紙媒体」で提出しなければなりません。日本で特許出願をした1年以内に、PCTルートで国際特許出願を行います。国際審査を経て結果を受け取った後、出願の国際公開ののちに、ロシアなどへの国内移行の手続きを行います。
なお、これら一連の手続きは、日本で特許出願を行ってから30ヶ月以内に完了させなければなりません。
地域特許庁である「ユーラシア特許庁」に出願をすることで、ロシアを含むユーラシア特許加盟国9か国の特許権を取得することができます。
必要書類を揃えた上で、ユーラシア特許弁護士を代理人として出願。願書のみはロシア語であることを要しますが、その他の書類の言語は任意となります。ただし、その他の書類がロシア語以外である場合には、ロシア語の翻訳を添付して提出します。
上記の国際特許ルート、地域特許ルートの他、ロシア特許庁に直接出願する方法もあります。直接出願する場合、願書はロシア語で作成する必要がありますが、その他の明細書は日本語で作成したものでも構いません(ロシア語の翻訳添付が必要)。審査請求、審査、特許審査、登録料納付等を経て特許が公報されます。
なお、ロシアは欧州特許条約の同盟国ではないため、EPCルートからの特許出願はできません。
ロシアで特許を出願し効力を維持していくためには、次のような費用がかかります。
| 出願費用 | 5,400 | |
|---|---|---|
| 調査請求料金 | 12,960 | |
| 審査請求料金 | 1の独立クレーム | 8,100 |
| 各独立クレーム当たり | 6,480 | |
| 延長費用 | 1~6ヶ月 | 540/月 |
| 7~10ヶ月 | 1,350/月 | |
| 拒絶査定不服審判請求料金 | 8,100 | |
| 特許付与手数料 | 10,800 | |
| 年金 | 第3年~第4年 | 2,700 |
| 第5年~第6年 | 4,050 | |
| 第7年~第8年 | 5,400 | |
| 第9年~第10年 | 8,100 | |
| 第11年~第12年 | 12,150 | |
| 第13年~第14年 | 16,200 | |
| 第15年~第18年 | 20,250 | |
| 第19年~第20年 | 27,000 | |
(単位:ロシアルーブル/RUB)
※参考:1RUB = 約1.48円(2022年2月21日)
これらの費用の他にも、出願書類をロシア語に翻訳する際に翻訳サービス業者を利用する場合には、字数等に応じた翻訳サービス料金がかかります。
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日本人弁理士:24人 外国人弁理士:1人 |
記載なし | 日本人弁理士:15人 外国人弁理士:記載なし |
| 詳細情報 |
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